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論文

A Large-volume high-pressure and high-temperature apparatus for in situ X-ray observation, "${it SPEED-Mk.II}$"

桂 智男*; 舟越 賢一*; 久保 敦*; 西山 宣正*; 丹下 慶範*; 末田 有一郎*; 久保 友昭*; 内海 渉

Physics of the Earth and Planetary Interiors, 143-144, p.497 - 506, 2004/06

 被引用回数:109 パーセンタイル:86.75(Geochemistry & Geophysics)

スプリングエイト偏向電磁石ビームラインに設置された新しいその場エックス線回折実験用高温高圧装置"${it SPEED-Mk.II}$"の詳細を報告する。この装置は、いわゆるKawai型と呼ばれる高圧発生装置で1号機のSPEED-1500から多くの改良が施されている。焼結ダイヤモンドを利用した超高圧発生実験に適した金型を持ち、また高温における試料の粒成長に対処するため、プレス全体の揺動機構を有している。

論文

大容量高圧装置キュービックプレスを用いた回折・吸収実験

内海 渉; 片山 芳則; 齋藤 寛之; 金子 洋*; 岡田 卓*; 大高 理*

未来を拓く高圧力科学技術セミナーシリーズ,28, p.14 - 20, 2004/01

高圧力下での物質のふるまいをその構造面から明らかにしたい場合、高エネルギー,高輝度という特長を持つ放射光が強力な武器になる。現在放射光高圧実験に用いられている装置としては、ダイヤモンドアンビルセルと油圧プレスを用いたマルチアンビルと呼ばれる高圧発生装置が2大主流である。本解説では、スプリングエイト原研ビームラインに設置されているキュービック型マルチアンビルプレスについてその装置の概要とそれを用いて行われている実験例を紹介する。

論文

大容量高温高圧X線その場観察装置${it SPEED-MK.II}$

桂 智男*; 舟越 賢一*; 西山 宣正*; 久保 敦*; 丹下 慶範*; 末田 有一郎*; 久保 友昭*; 内海 渉

放射光, 16(6), p.352 - 357, 2003/11

スプリングエイト偏向電磁石共用ビームラインBL04B1に設置された新しいその場X線回折実験用大型高温高圧発生装置、通称${it SPEED-Mk.II}$について解説する。この装置は、超硬合金並びに焼結ダイヤモンドアンビルを用いての高温高圧発生が安定して行えるように設計されたもので、金型や油圧制御にさまざまな工夫が凝らされている。また、高温で試料が粒成長することによる、X線回折線強度のバラつきを抑制するために、プレス全体を揺動させる機構を有している。この装置を用いた最初の実験となったNaClのB1-B2構造転移のその場観察結果についても報告する。

論文

Phase relations and equations of state of ZrO$$_{2}$$ under high pressure and high perature

大高 理*; 福井 宏之*; 国定 泰一*; 藤沢 友之*; 舟越 賢一*; 内海 渉; 入舩 徹男*; 黒田 幸治*; 亀卦川 卓美*

Physical Review B, 63(17), p.174108_1 - 174108_8, 2001/05

 被引用回数:127 パーセンタイル:96.62(Materials Science, Multidisciplinary)

高温高圧下におけるZrO$$_{2}$$の相関係と体積変化をマルチアンビルと放射光を用いたその場X線観察によって研究した。3-4GPa付近において、Baddeleyite 構造は、温度によって2種の構造に転移する。すなわち、600$$^{circ}C$$以下ではOrthorhombic相へ、600$$^{circ}C$$以上では、tetragonal 相になる。両相とも12.5GPaで、PbCl2型の別のOrghorombic 相へ転移し、この相は、24GPa,1800$$^{circ}C$$まで安定である。

論文

マルチアンビルを用いた高温高圧実験; 手段と装置

内海 渉; 舟越 賢一*; 八木 直人*; 浦川 啓*; 大高 理*; 桂 智男*; 入舩 徹男*; 井上 徹*; 内田 雄幸*

岩石鉱物科学, 30(2), p.100 - 101, 2001/03

鉱物や岩石試料の高温高圧下での振るまいを、その構造面から明かにしたい場合、放射光が強力な武器になる。 高圧実験においては、試料体積が本質的に小さいこと、試料が高圧発生機器や圧力媒体などに囲まれ、それらを通してしか試料を覗けないこと、の2点が大きな原因となって、プローブに高エネルギー、高輝度のX線を必要とするからである。現在、静的高圧実験に用いられる装置としては、ダイヤモンドアンビルセルと、油圧プレスを用いたマルチアンビルと呼ばれる高圧発生装置が2大主流である。本稿では、現在国内で共同利用に供されている放射光実験用マルチアンビル装置を列挙するとともに、SPring-8設置のSPEED-1500を例にとって、その実験方法を解説する。

論文

マルチアンビルを用いた高温高圧実験; 最近の成果

舟越 賢一*; 内海 渉; 大高 理*; 入舩 徹男*; 井上 徹*; 伊藤 英司*; 桂 智男*; 久保 敦*; 廣瀬 敬*; 安東 淳一*; et al.

岩石鉱物科学, 30(2), p.102 - 103, 2001/03

高温高圧下でのX線回折は、地球や惑星内部の岩石・鉱物試料の構造や状態を直接観察することのできる非常に有効な手段である。放射光とマルチアンビルを組み合わせた高温高圧X線回折の歴史は、高エネルギー加速器研究機構の放射光実験施設に初めて一段式マルチアンビルMAX80で実験が開始された1983年から始まる。さらに1997年には一段式よりも高圧力の発生可能な2段式マルチアンビルSPEED-1500による実験がSPring-8で開始され、およそ2500$$^{circ}C$$、30GPaまでの高温高圧X線実験が可能になった。本稿ではSPring-8の2段式マルチアンビルを例にとり、最近の研究例を中心に紹介する。

論文

${it In situ}$ observation of ilmenite-perovskite phase transition in MgSiO$$_{3}$$ using synchrotron radiation

小野 重明*; 桂 智男*; 伊藤 英司*; 神崎 正美*; 米田 明*; Walter, M.*; 浦川 啓*; 内海 渉; 舟越 賢一*

Geophysical Research Letters, 28(5), p.835 - 838, 2001/03

 被引用回数:79 パーセンタイル:86.2(Geosciences, Multidisciplinary)

MgSiO$$_{3}$$におけるイルメナイト-ペロフスカイト相転移をマルチアンビルを用いて、放射光その場観察した。イルメナイト相とペロフスカイト相の1300K-1600Kにおける相境界が、Jamiesonの金の状態方程式に基づいてP(GPa)=28.4-0.0029T(K), Andersonの金の状態方程式に基づいてP(GPa)=27.3-0.0035T(K)と決定された。Jamiesonに基づく結果は、過去の回収実験による結果と調和的であり、地球内660km地震波不連続が、この相転移と関連づけられることを支持しているが、Andersonスケールでの結果を採用した場合、整合性がとれなくなる。

論文

${it In situ}$ X-ray observation of cubic BC$$_{2}$$N formation under high pressures and temperatures

内海 渉; 岡田 卓; 舟越 賢一*; 下村 理

Proceeding of the 8th NIRIM International Symposium on Advanced Materials (ISAM 2001), p.39 - 40, 2001/03

新しい超硬質材料として、立方晶BC$$_{2}$$Nが注目されている。本研究では、黒鉛型BC$$_{2}$$Nから立方晶BC$$_{2}$$Nへの高温高圧下への変換過程を放射光を用いて、X線その場観察し、ほぼ単相の立方晶BC$$_{2}$$Nを常圧下に回収することに成功した。固さの指標である体積弾性率の測定の結果、350GPaという非常に高い値を示すことが明らかになった。

論文

A New cubic anvil press with radial slit system at the SPring-8

山片 正明*; 水谷 剛; 内海 渉; 片山 芳則; 下村 理

Science and Technology of High Pressure (Proceedings of AIRAPT-17), p.1109 - 1112, 2000/00

DIA型の180トンキュービックアンビルプレスがSPring-8ビームラインに設置された。このプレスは、放射光を用いて、エネルギー分散ならびに角度分散法による回折実験、及びXAFS実験が行えるように設計されたものである。特に角度分散実験において必須となる放射型スリットのパフォーマンスについて発表する。

論文

Multi-anvil high pressure apparatus for an in situ X-ray diffraction study using synchrotron radiation

内海 渉

Proceeding of the 3rd China-Japan High Pressure Conference, 6 Pages, 1998/00

SPring-8に設置された高温高圧下その場X線観察用装置の概略について解説する。1500トンの荷重能力を持ち、2段式高圧発生装置が主であるSPEED1500と、180トンプレスを主体とする6方押し高圧装置のSMAP180が、稼動しており、多くのユーザーを迎えて、精力的な実験が開始されている。

論文

SPring-8 beamlines for high pressure science with multi-anvil apparatus

内海 渉; 舟越 賢一*; 浦川 啓*; 山片 正明*; 辻 和彦*; 小西 啓之; 下村 理

Review of High Pressure Science and Technology, 7, p.1484 - 1486, 1998/00

SPring-8は平成9年10月に共用開始される。2本の偏向電磁石ビームラインが、マルチアンビルを用いた高圧研究のために現在建設中である。共用ビームラインの1つであるBL04B1ビームラインにおいては、1500トンの荷重がかけられるプレスが設置され、主として6-8型の加圧のよる実験が行われる。もう1本は原研ビームラインであるところのBL14B1で、こちらには小型の180ton DIAプレスが設置される予定である。2本のビームライン、設置予定の高圧装置について報告する。

口頭

Six-axis multi-anvil press "ATSUHIME" at PLANET beamline in J-PARC

服部 高典; 佐野 亜沙美; 町田 真一*; 阿部 淳*; 舟越 賢一*

no journal, , 

6軸マルチアンビルプレス 「圧姫」は、J-PARCの高圧中性子ビームラインPLANETに設置されているプレス機である。中性子回折実験のために設計・建設がなされたものである。現在、高圧・高温下で中性子実験を定常的に行えるビームラインは世界中でPLANETしかない。そのため、6軸プレスは、物理学,地球科学,物理化学などの幅広い科学分野の研究に利用されている。この講演では、プレス機の設計と性能、そして「圧姫」を使って行われた最近の研究について紹介する。

口頭

Recent developments of neutron diffraction at mantle PT conditions at PLANET

佐野 亜沙美

no journal, , 

中性子回折実験は鉱物中の水素を調べる上で重要な手段である。高圧下での高温中性子回折実験を行うために、J-PARCのMLFに設置されている高圧中性子回折装置PLANETには6軸型マルチアンビルプレスが設置されている。6つの2段目アンビルで中心の立方体のセルを加圧するMA6-6セルの適用により、マントル上部に相当する温度圧力での実験が定常的に行われている。MA6-6を使用する利点の一つは、アンビルギャップが検出器のある2$$theta$$=90$$^{circ}$$にあることである。しかし、TELサイズが7mmのMA6-6を使った場合、発生可能圧力は12GPa以下に制限されているのが現状である。重要な水の貯蔵庫とされるマントル遷移層をカバーするためには、実験条件を拡大する必要がある。本講演では、PLANETのPT条件を拡張するためのKawai型セル(MA6-8)の適用について紹介する。

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